今やほどんとの分譲マンションが「ペット飼育可」となっていますが、これが増えてきたのは今から２０年ぐらい前の事です。そのため、犬と暮らしたいと考えている人にとって、ここ最近はマンションも住まい選びの選択肢に入っているわけですが、残念ながら犬と暮らすにふさわしい仕様や設備が整っているマンションはほとんどなく、オプションも用意されていないケースが大半です。そのような中、最近、中古マンションを購入してリノベーションをする人たちが増えていますが、その中にはワンちゃんと暮らしたいとの想いを持っている人も少なくありません。もともと設備仕様がワンちゃんと暮らすことを前提としていませんので、リノベーション工事の際は一工夫が必要といえますね。どんな工夫をしましょうか？集合住宅ですから、他の人に迷惑をかけないためのマナーと併せて考えてみたいと思います。
まずはお散歩から帰ってきたところから思い浮かべてみましょう。建物に入る際、気を付けたいのは犬が苦手な人も住んでいる可能性があるということです。ですから、抱きかかえて建物内に入るのがマナーといえます。ところが、足洗い場が備わっているマンションは多くありませんので、汚れたワンちゃんの足を拭き取れる、または衣類に付かないようにする準備が必要です。
そのままエレベーターに乗ることになりますが、その際に一緒になった人には「ご一緒して良いですか？」と一言断ることも忘れずに。ご自宅の前について鍵を開けることになりますが、その際にワンちゃんを床におろしても片手が塞がれている状態なので、リードを掛けられるような工夫があると良いでしょう。玄関に入ったところで、まずはワンちゃんの外出用荷物がちょっと邪魔ですよね。リードやお散歩バックを掛けたりできたらとても便利です。サッとお家に上がりたいところですが、その前に外で汚れたワンちゃんの足やお腹の下をキレイにしたいですよね。天気の悪い日などは拭き取るだけではダメなので、ワンちゃんも洗える洗面化粧台があると良いでしょう。マイクロバブルが組み込まれて皮膚予防などにも有効な優れものの洗面化粧台もあります。

次回につづく。。。